鍵が開かないときの対処方法!!【メルセデス ベンツ】

インロック、紛失など・・
トラブルの内容別に対応を依頼できる業者や依頼時の注意点などについて解説しておりますので、
ベンツオーナー様のお役に立てますと幸いです。
ベンツの鍵が開かないときの対処方法!
今まさに、ベンツの鍵が開かないトラブルでお困りな方もこれを見ればスムーズに解決することが出来ます。
ベンツは外国産の輸入車ですが、車種や状況などによっては正規ディーラー以外でも各種トラブルの対応ができる場合があります。
また、鍵開け・スペアキー作製などを業者に依頼する場合は、あらかじめ必要なこと・伝えておくべきことを確認しておくといざというときにもスムーズに動きやすくなると思います。
ベンツオーナー様なら知っておきたいいざという時の対処法をご紹介致します!
ベンツの鍵が開かないときにチェックすること
高級車の代名詞ともいえるメルセデス・ベンツ。
見た目・機能ともに高い性能を誇っていますが、思わぬトラブルで鍵が開かなくなってしまう可能性も充分にあります。
大事な車のドアが開けられない・エンジンがかけられないとなると焦ってしまいますが、まずは落ち着いて必要な手順や対処法などをチェックしていきましょう。
まずは、ベンツの鍵トラブルが起こったときに確認しておくとよいことについてご紹介致します。
ベンツの鍵トラブルを業者に依頼する前に『車種・年式』を確認
ベンツをはじめとする自動車は、車種やモデルの年式によって性能やインテリア・エクステリアが異なりますが、これは鍵の構造や仕様についても同様のことがいえます。
そのため、鍵屋やディーラーに鍵トラブルの対応を依頼する場合は、あらかじめ車種や年式をチェックして依頼時に伝えるようにするとスムーズなやり取りがしやすくなります。
ベンツの車種は基本的に『A・B・C・E・G・S』の6クラスで分類されています。
また上記のクラスのほか、ワゴン・クーペ・ロードスター・カブリオレなどクラスとは別の方法で分類される車種もあります。
ベンツの『正規輸入車』と『並行輸入車』の違いとは?
ベンツの鍵トラブルの対応を依頼するときは、今乗っている車が『正規輸入車』『並行輸入車』のどちらなのかも確認しておきましょう。
ここでは、正規輸入車と並行輸入車の違いについてご説明いたします。
■『正規輸入車』とは正規の販売店から購入した車のこと
正規輸入車とは、ベンツのメーカーであるダイムラーから認定された『正規代理店』で取り扱っている車のことを指します。
日本の場合は、『ヤナセ』や『シュテルン』から販売されているベンツが正規輸入車という扱いになります。
購入できる車種は限られますが、保険料が並行輸入車ほど高くならない、鍵紛失などの場合に正規ディーラーのアフターサービスを受けられるなど、サポートが充実しているというメリットがあります。
■『並行輸入車』とは正規の販売店を通さずに購入した車のこと
並行輸入車は、正規販売店(正規ディーラー)を経由せずに、直接海外から買い付けた輸入車のことを指します。
海外から直接輸入しているため正規代理店では取り扱っていない車種も購入できるなどのメリットがありますが、正規ディーラーのサポートを受けられない点に注意が必要です。
また、鍵のトラブルを鍵屋に依頼する場合でも、並行輸入車の部品は在庫の確保が難しいことがあるため、あらかじめ『並行輸入車の鍵紛失・鍵開けに対応できる業者』を探しておくなどの対策をしておくと安心です。
ベンツの鍵が開かないときの対処方法
■ベンツをインロックした場合は『ドアの鍵開け』で対処
スマートキーを車内やトランクに置いたまま施錠してしまう『インロック』でドアの鍵が開かなくなってしまった場合、自宅の駐車場などすぐにスペアキーが用意できる状況ならスペアキーでドアを開ければ解決できます。
しかし、外出先などでスペアキーがない場合は『ドアの鍵を開けて、中の鍵を取り出す』作業が必要になります。
ベンツのドアの鍵開け作業は『出張対応の鍵屋』『JAF、自動車保険のロードサービス』に依頼することができます。
■ベンツの鍵開け作業はディーラーへの依頼が難しいことがある
ベンツの鍵はセキュリティ性が高く、ディーラーに連絡しても鍵開けに対応できないというケースが多くみられるようです。
そのため、鍵開けのような『部品取り寄せでは解決できないトラブル』でお困りの場合は、出張対応の鍵屋やJAFなどのロードサービスに対応を依頼する方法がおすすめです。
対処方法は『ベンツの購入先』で異なることがある
ベンツの鍵を失くして一本もないときは『新しく鍵を入手する』必要がありますが、ベンツの場合は正規輸入車・並行輸入車によって鍵の入手方法が異なる場合がありますので注意しましょう。
■正規輸入車は正規ディーラーから鍵の取り寄せを依頼できる
正規輸入車の場合は、ディーラーから鍵(純正キー)を取り寄せることで対処することもできます。
ただし、ディーラーがレッカー移動のサービスに対応していない場合は、実費でディーラーまで車を移動させる必要がある点に注意しましょう。
取り寄せの場合は1週間~数週間程度かかる場合もあるため、『当日中に対応してほしい』など急いでいる場合は鍵屋に依頼する方法がおすすめです。
依頼時は車種・年式・イモビライザー・リモコン機能の有無などを伝えて、対応可能かどうかをあらかじめ確認しておきましょう。
並行輸入車は正規ディーラーでの対応を受けることができないため、鍵屋に依頼されることをおすすめいたします。
スマートキーが反応しないときにエマージェンシーキーを使うときの手順
スマートキーの電池切れや、バッテリー上がりを起こしてキーの遠隔操作が反応しなくなって鍵が開かない場合は、スマートキーに内蔵されている鍵を取り出せば一時的な対処ができます。
スマートキーに入っている鍵は物理キー・メカニカルキーなどの名称がありますが、ベンツの鍵の場合は『エマージェンシーキー』と呼ばれています。
ベンツのエマージェンシーキーの取り出し方はキーのタイプによって異なり、下記の2通りの方法のいずれかで取り出せるようになっています。
【Aタイプ】
キーの底部についているスイッチを右にスライドさせると、エマージェンシーキーを引き抜いて取り外すことができる。
エマージェンシーキーでドアを開けると盗難防止アラームが作動するので、キーレスゴースイッチ(スタートボタン)を取り外すか、エンジンスイッチにキーを差し込んでアラームを停止させる。
【Bタイプ】
キーの裏側(操作ボタンがついていない側)のボタンを押すと、エマージェンシーキーが少し押し出されるので、かみ合う位置まで引き出す。
この状態で裏側のボタンをもう一度押すと、キー本体からエマージェンシーキーを取り外すことができる。
物理キーでドアを開けるときの手順・開け方
スマートキーを搭載している車だとふだんは鍵穴を使わないため、ドアハンドルにあるドアの鍵穴はカバーで隠れていることがほとんどです。
そのため、ドアを開ける際はエマージェンシーキーを使ってカバーを外す手順が必要になります。
また、比較的新しい年式のモデルの場合、ドアの鍵穴自体も少し開けにくくなっていることがあるので、不安なときはオーナーズマニュアルなどを見ながら手順を進めてみましょう。
スマートキーが反応しないときの原因・対処方法を紹介
スマートキーのボタンを押しても反応がない場合、たとえば下記のような原因(一例)が考えられます。
・電池切れ
・バッテリー上がり
・スマートキー本体(基板)の寿命
電池切れの場合は、電池交換を行いましょう。
リモコンキーの電池交換はディーラーに持って行って依頼する方法もありますが、手順やコツを確認すれば自分で交換することもできます。
バッテリー上がり・本体寿命でスマートキーが反応しないときの対処方法
バッテリー上がりでスマートキーが反応しない場合は、エマージェンシーキーでドアを開けられてもエンジンをかけることができないため、再び車を動かすにはバッテリーの充電が必要になる点に注意しましょう。
スマートキー本体の故障・寿命がきているときは、ディーラーなどに相談して新しいスマートキーを入手しましょう。
最後に
今回は、ベンツの鍵が開かないときの対処方法などについてご紹介させていただきました。
ベンツの鍵トラブルは、トラブルの内容や購入先によって依頼先が変わる場合があります。
正規輸入車はディーラーに鍵を取り寄せて対応できますが、急ぎで対応してほしいときは出張対応の鍵屋に依頼することも検討してみて下さいね。
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