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【BMW】原因・部位..e故障について知っておきたいポイント!

2023.05.12
【BMW】原因・部位..e故障について知っておきたいポイント!

ドイツ車のBMWは、高い走行性能やラグジュアリーで個性的なデザインから人気があります。

所有することで高い満足感を得られるのも魅力です。

しかし輸入車であるため、故障についてもきちんと把握しておく必要があります。

BMWを購入したのはいいものの、さまざまな故障に悩まされている方もいるのではないでしょうか?

 

そこで、この記事ではBMWの故障について知っておきたいポイント、原因や故障しやすい部位までをご紹介致します。

知っておけば、今まで以上にBMWと上手に付き合っていくことが出来ますので、是非最後までご覧いただけますと幸いです。

BMWの車が故障する原因

車は小さなネジやボルトなども含めると、おおよそ3万個の部品から構成されているといわれます。

いわば車は消耗品の塊であり、故障の発生は免れないともいえます。

特に輸入車は「壊れやすい」というイメージがあることから、不安な方もいるのではないでしょうか?

ここでは、BMWが故障する原因を詳しく解説していきます。

 

■メンテナンスを怠る

これはどの車種にもいえることですが、メンテナンスを怠ると故障する確率が高くなるので注意しましょう。

部品には「交換時期」が定められています。交換時期ごとにしっかり整備を行わないと故障につながります。

定期的にメンテナンスに出すことで調子が悪い部分を早期に発見し、次のメンテナンスまでに交換時期に到達しそうな場合は、部品の「予防交換」も可能です。

これによって故障発生リスクを大きく下げることができます。

 

■日本の気候

BMWだけでなく、輸入車が壊れやすい原因として、日本の独特な気候が挙げられます。

日本は、北は「亜寒帯」、南は「亜熱帯」とさまざまな気候が存在しているのが特徴です。

夏には「高温多湿」になることから、BMWが製造されているドイツの「湿度が低くさわやか」な気候とは大きく異なります。

高温多湿により、接着剤が加水分解を発生させて天井が剥がれてしまうというトラブルもあり得ます。

湿度が低いドイツでは、高温多湿を想定しての車づくりを行っていません。そのため、日本の気候に合わないためのトラブルが発生することも十分考えられます。

 

■経年劣化

経年劣化による故障は、BMWだけでなくどんな車種でも起こります。

どんな製品にも寿命があるように、自動車の部品にも寿命はあります。

走行距離や年数が増えることで、部品の劣化は進んでいきます。

特にゴムや樹脂などの部品を使っている箇所は、経年劣化が生じやすい部分です。

比較的耐久性が高いといわれている日本車に比べ、BMWを含めた輸入車は耐久性が低いと論じられているのが現状です。

 

BMWの車において故障しやすい部位

「輸入車は壊れやすい」といわれますが、BMWにも特有の壊れやすい箇所が存在します。

BMWのウィークポイントともいえる故障しやすい箇所を把握して、重点的に点検しておきましょう。

 

■エンジンオイル

BMWで最も故障しやすい箇所として、エンジンオイルの漏れが挙げられます。

エンジンやその他のパーツをつなぐためにボルトやナットが使われていますが、パーツとパーツの間にガスケットと呼ばれるパッキンを挟んでいます。

ガスケットによって、水筒やタッパーのように中から液体が漏れない仕組みです。

経年によってガスケットに亀裂が入ったり細くなったりすると、隙間からオイルが漏れだしてしまいます。

輸入車はガスケットの耐久性が低い傾向にあり、早ければ約5年でオイル漏れが発生することもあるので注意しましょう。

 

■イグニッションコイル

イグニッションコイルの故障も多く発生しています。

イグニッションコイルは点火装置のひとつで、エンジンを動かすためには必要不可欠な部品です。

火花を発生させて混合気に点火するスパークプラグに、電気を送る役割を果たします。

1気筒あたりに1本付くので、4気筒であれば4本、8気筒であれば8本必要です。

故障した場合、1本あたりの交換が1万円~2万円と高額です。

1本故障した場合、ほかのイグニッションコイルもそろそろ寿命とみなされ、全交換を勧められることもあります。

ひとまずは故障した1本のみで問題ありませんが、全交換となると多額の修理費が必要なので注意しましょう。

 

■足廻り

BMWは足廻りにも注意が必要です。

特に故障しやすいのは、ブーツやブッシュ類、アブソーバーのマウント、バンプラバーなどの部品です。

重要なのがドライブシャフトブーツ。エンジンで発生した回転エネルギーをタイヤに伝えるために、エンジンからタイヤへとつながるドライブシャフトを装着しています。

ドライブシャフトの可動部分の保護や、グリスの飛び散りを防ぐために装着しているのがドライブシャフトブーツです。

劣化によってドライブシャフトブーツが破れた場合、そのままにしておくと最悪ドライブシャフトが折れて走行不可能になります。

定期的な点検を怠らず、注意深く観察しておきましょう。

 

■パワーステアリング

パワーステアリングのオイル漏れも多い傾向にあります。

ハンドル操作は、パワーステアリングオイルの油圧によって補助されます。

パワーステアリングオイルがあることによって、ハンドルを軽い力で操舵できる仕組みです。

BMWではポンプやリザーブタンク、ホースなどからオイル漏れすることが多く、オイル不足になると「ギーギー」という異音がします。

そのまま放置していると、最悪焼き付いて高額な修理費が必要になる恐れがあります。オイル染みがあれば早急に修理しましょう。

 

■エキスパンションタンク

エキスパンションタンクやラジエータホースなど、ラジエータ関連の部品も故障しやすい部分です。

エキスパンションタンクは、ラジエータから噴き出す水蒸気を液化保有し、再度ラジエータに戻す部品です。

ラジエータホースはゴム、エキスパンションタンクは樹脂で製造されているため、耐久性が低いといわれます。

破損したまま走行すると、クーラントが漏れてエンジンを冷ませずオーバーヒート状態になります。

こちらも放置するとエンジンが焼き付き、たいへんな修理費用がかかる場合があるので注意しましょう。

 

BMWの車が故障した際に行いたいこと

定期的なメンテナンスを行っていたとしても、突然故障が発生することもあります。

ここでは、その際に行いたいことを紹介します。

自分一人では的確な判断ができない場合は、業者へ相談することも考えておきましょう。

 

■故障した部位を把握

故障が発生したら、まずは故障した部位の把握が重要です。

運転時や停止時、どこに違和感があるのかを調べ、故障した部位を特定します。

停止時に車体下部に水が漏れたような跡があれば、エンジンオイル漏れやパワーステアリングオイル漏れなどを疑いましょう。

ハンドルを曲げた際に「カタカタ」という音がしたり振動したりする場合は、ドライブシャフトブーツが破れている可能性があります。

車を運転する際は常にアンテナを張っておき、いつもと異なる点がないかを確認することが大切です。

 

■故障した状況を把握

最終的に業者に見せることになった場合でも、どんな状況で車が故障したかを把握しておけばスムーズに診断してもらえるようになります。

運転時に異常を感じても、自分ではどこが悪いのか断定できないケースも考えられます。

状況だけでもくわしく説明できるようにしておきましょう。

 

■修理または買い替えの費用を用意

故障した箇所によっては高額な修理費用が発生するため、まとまったお金を用意しておく必要があります。

故障しやすいといわれるラジエータホースやエキスパンションタンクなどのラジエータ関連や、エンジンオイル関連は特に注意が必要です。

クーラントやエンジンオイル漏れは放置しているとエンジンが焼き付いてしまう場合があり、さらに多額の修理費がかかることもあります。

場合によっては新しい車に買い替えたほうがよいケースもあり、どちらにしても費用の用意は必須といえるでしょう。

 

最後に

輸入車は日本車とは使われている部品の耐久性が異なり、BMWも特有の故障しやすい箇所があります。

日本の高温多湿な気候や経年劣化、メンテナンスの怠りによってもその確率が高まるので注意しましょう。

 

中でもエンジンオイル漏れやクーラント漏れは特に注意が必要です。

そのまま放置すると、最悪エンジンの焼き付きにつながります。

異常を発見したら故障した部位や状況を把握して、信頼のおける業者に相談することが重要です。

 

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