ブレーキから「キィーー」と音がする??輸入車のあるあるブレーキ鳴きとは?
2023.09.01

車に乗っていてブレーキをかけた際に「キィーー」という音がする。
輸入車にお乗りの方でこんな症状ないですか?
輸入車にお乗りの方でこんな症状ないですか?
突然、ブレーキからこんな音がするとびっくりしますよね。
この症状は「ブレーキ鳴き」といいます。
輸入車にお乗りの方からよくお問合せいただきますので、今回はこの「ブレーキ鳴き」について解説いたします。
ブレーキ鳴きとは?

ブレーキから「キィーー」と音がするブレーキ鳴き、故障?と不安になるかと思いますが、ご安心ください。
ブレーキ鳴きは基本的には故障ではございません。
ブレーキが作動して、ブレーキパッドがローターに接触した時に磨耗によりパッドが振動することで発生してしまうのがブレーキ鳴きです。
また、ブレーキパッドのグリスが切れてしまっている場合でも発生するようです。
また、ブレーキパッドのグリスが切れてしまっている場合でも発生するようです。
その音が通常だとシム(※1)に吸収されるのですが、吸収しきれなかった分やローターとパッドが均一に接触していない時に不快音となって発生いたします。
(※1)シムとは、自動車のブレーキングの際に発生する音(鳴き)を、振動吸収によって抑えるための部品です。
なぜ輸入車に多いのか?
ブレーキ鳴きは輸入車(ドイツ車)に多く、以前国産車に乗っていた方からは、国産車のときはこんなことなかったというお声を多数いただきます。
輸入車がブレーキ鳴きしやすいのには理由があります。
その理由は欧州ではアウトバーンを高速で走っても危険が少なくなるようにブレーキの性能が設計されているためブレーキ鳴きが発生しやすいようです。
輸入車がブレーキ鳴きしやすい理由は、ブレーキ性能を重視しているため、日本とブレーキパッドの材質の違いが主な原因となります。
イメージとしては、日本は静寂性を重視、輸入車は性能を重視しているイメージとなります。
ブレーキ鳴きを改善するためには?
ブレーキ鳴きの改善方法は主に2つあります。
その方法は、ブレーキパッドを交換するorグリスを塗るです。
走り始めだけ、ブレーキ鳴きするが気づいたら音が鳴っていないケースもあります。
走っているうちにブレーキが温まり改善されることもあります。
走っているうちにブレーキが温まり改善されることもあります。
ブレーキを踏むたびに音がなる場合は、不具合が起きている可能性が高いです。
その場合、お近くの車屋などで点検してもらうことをオススメいたします。
ブレーキパッドの減り以外の原因の場合も考えられますので、プロに見てもらいましょう。
まとめ
ブレーキ鳴きは輸入車のあるあるの症状です。
走り始めて、ブレーキ鳴きが改善されれば良いですが、ブレーキを踏むたびに音が鳴る場合には、なんらかの不具合が起きている場合がありますのですぐに点検しましょう。
車に乗る上でブレーキはとても重要な機構です。
万が一の事故にならないよう定期的な点検、チェックランプがついた際は早めのブレーキパッド交換をオススメいたします。
「いつもと様子が違うな…」など、気になることが御座いましたらお気軽にご連絡ください。
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