ベンツのよくある故障「エアマスセンサー」とは?

以前、ベンツのエンジンチェックランプの点灯の原因をご紹介いたしました。
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今回は、その中の原因の一つのエアマスセンサーについて解説していきます。
エアマスセンサー(エアフロメーター)とは
エアマスセンサーは、エンジンに取り込む空気の量を管理しています。
エンジンの吸気管に取り付けられていて、エンジン制御にとって重要な役割を担っています。
どのような仕組みで働いているのか整備士でない限り詳しく知る必要はないかと思いますので興味がある方は調べてみてください。
故障の原因
エアマスセンサーには電熱式、フラップ式、カルマン渦の3つのタイプがあります。
現在は電熱式が主流となっています。
電熱式は、電熱線が通過する空気で冷やされることで、変化する電流量を読み取ることで吸入空気量を計測しています。
前述の、電熱線の汚れや破損、吸入時に還元されるブローバイガスなどの汚れが不具合の原因となります。
故障した際の影響
故障してしまうと空気の量も分からなければ燃料もどれほど噴射しているのかが分からなくなってしまいます。
それによりエンジン不調、アイドリング不安定、エンストなどさまざまな症状がでてきます。最悪の場合、エンジン始動ができなくなります。
対策
エンジン警告灯が点灯していなくても「アイドリングが不安定でエンストを起こす」「排気ガスに異臭がする」「燃費が悪い」などの異変を感じたら、エアマスセンサーの点検をしましょう。
まとめ
今回はエアマスセンサーについてご紹介いたしました。
エアマスセンサーはエンジン制御にとても重要な部品です。
異変を感じたり、エンジンチェックランプが点灯してしまった際は、すぐにディーラーやお近くの車屋さんに見てもらいましょう。
いつ何時、お車に異常がでるかわかりませんので、定期的点検をしっかり行い、故障など未然に防ぎましょう。
この記事が少しでも参考になれば幸いです。
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