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ベンツのよくある故障「NOxセンサー」とは?

2023.06.23
ベンツのよくある故障「NOxセンサー」とは?

ベンツのよくある故障部品に「NOXセンサー」というものがあります。

NOXセンサーが故障するとエンジンチェックランプが点灯してしまいます。

このチェックランプは自分で消すことはできず、ディーラーなどで診断機でないと消すことができません。

NOXセンサーの故障は、ベンツのお車のあるあるなようで、リコールになったこともあります。

今回は、NOXセンサーの役割と故障するとどのような症状が起きるのか簡単に解説いたします。

NOXセンサーの役割

車載用NOxセンサーは自動車の排気管に装着されています。

排ガス中のNOxの濃度を検知して排ガス浄化装置の制御やその故障診断の役割を担っています。 排ガス規制が強化されている中で、ディーゼル車にとってはNOx低減に欠かせない部品となっています。

センサーが故障するとどうなるのか?

NOxセンサーが故障すると、警告灯が点灯します。NOxセンサーは排気管に装着されていて、NOx(窒素酸化物)の排出量を測定しています。

NOxは排気ガスに含まれる有害物質のひとつで、特にディーゼルエンジンはNOxの排出量が多く、国が定める基準値以下に排出量を制御する必要があります。

NOxセンサーが機能しなくなると、NOxを窒素と水に分解するというシステムが正常に機能せず、NOxが大気中に放出されてしまいます。

NOxセンサーの故障は、センサー本体が壊れることによって警告灯を点灯させます。しかし、自動診断テスターでのエラー報告があっても、センサー以外の部分の故障が原因しているということも少なくはなく、NOxセンサーの異常と特定するのは難しいようです。

まとめ

NOXセンサーの故障は、お車に与える影響は少ないと言えるかもしれません。

しかし、エンジンチェックランプが点灯しますので整備工場などでしっかり診てもらいましょう。
エンジンチェックランプが点灯した時点では、どこの故障かがわからないので、診断機で原因を見つけましょう。

そのままにしておくと、他の部品の故障に気づかず重大な故障になりかねないので、注意しましょう。

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