レーダーセーフティパッケージとは何??-メルセデス ベンツ-

メルセデスベンツのお車にはユーティリティパッケージや、レーダーセーフティパッケージなどといったものがオプションであります。
色々あってどのオプションがどのようなものかわからないかといらっしゃると思います。
そこで今回は、レーダーセーフティパッケージについて解説致します。
車種によって搭載されている機能がございますので、今回はW204 Cクラスセダン C200に搭載されている機能を解説していきます。
レーダーセーフティパッケージ
・ディストロニック・プラス
・アクティブブラインドスポットアシスト
・アクティブレーンキーピングアシスト
・BASプラス(ブレーキアシストシステム)
・PRE-SAFEブレーキ
・チャイルドセーフティシートセンサー(助手席)
以上が搭載されています。一つ一つの機能について解説していきます。
ディストロニック・プラス
ディストロニック・プラスとは、ドライバーの安全運転を前提としたシステムであり、事故被害や運転負荷の軽減を目的としています。
この機能は、レーダーセンサーにより先行車を認識し、速度に応じて車間距離を適切にキープします。減速が必要な場合はスロットルとブレーキを自動制御して減速し、十分に車間距離が確保された場合は、あらかじめ設定した速度で走行します。また、先行車が停止した場合は自車が停止するまで減速します。
前車追従レーダークルーズコントロールという方がわかりやすいですね。
アクティブブラインドスポットアシスト
安全な車線変更をサポートするシステムです。
都市や高速道路などの走行時に、リアバンパー左右のレーダーセンサーにより、車両の斜め後ろのミラーで見えない死角エリアに車両や自転車がいることを警告します。
側面衝突の危険があるときはブレーキを自動制御して、危機回避をサポートします。
アクティブレーンキーピングアシスト
疲労や不注意による車線逸脱を防止するシステムです。
フロントウィンドウのステレオマルチパーパスカメラが車線を検出し、フロントホイールが走行車線を越えたと判断するとステアリングを断続的に微振動させてドライバー警告します。
ドライバーが反応しない場合は、自動補正ブレーキによって車両を車線内に戻そうとします。
BASプラス(ブレーキアシストシステム)
飛び出し検知機能付きブレーキアシストプラスのことです。
レーダーセンサーとステレオマルチパーパスカメラにより前方を広範囲に監視し、クルマや歩行者、道路上の物体との衝突の危険性を検知した場合は、ディスプレイと音で警告します。
緊急時にドライバーがブレーキを踏むと、衝突を回避するため強力な制動力が発揮できるよう、ブレーキ圧を高める機能もあります。
まとめると、前方に飛び出し者がある場合、警告音が発生し、ドライバーが反応しない場合は、自動的にブレーキを作動します。ドライバーが反応しても制動が弱い場合は補助作動し強力なブレーキをかけます。
PRE-SAFEブレーキ
衝突回避能力が大幅に向上します。
衝突の危険性を感知し、警告にドライバーが反応しない場合、軽いブレーキングでドライバーに警告し、衝突回避をサポートします。
同時に、前席のシートベルトの巻き上げや助手席のシートポジション修正など、衝突時に乗員の最適な姿勢を可能な限り確保するPRE-SAFE機能も作動します。
それでもドライバーが反応しない場合、最大のブレーキ力で自動緊急ブレーキが作動し、追突時の衝撃を大幅に軽減します。
衝突の回避もしくは被害軽減を効果的にサポートします。
チャイルドセーフティシートセンサー(助手席)
助手席用後ろ向きチャイルドシート用のセンサーです。
チャイルドシートが助手席に装着されている場合、シートクッション内蔵の2つのアンテナから信号を受信して、助手席用SRSエアバックをOFFに切り替えますが、SRSサイドエアバック、SRSウィンドウバックは通常通り作動します。
まとめ
W204 Cクラスセダン C200のレーダーセーフティパッケージの6つの機能を解説致しました。
レーダーセーフティパッケージはお車により安全に乗ることができます。
是非、メルセデスベンツのお車を購入する際は参考にしてみてください。
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