輸入車の定番トラブル【冷却水漏れ】3つの原因を簡単解説‼︎

輸入車の定番トラブルのひとつとしてあげられるのが冷却水(クーラント液)漏れです。
冷却水が漏れているのを放置して冷却水が空のまま走行していると、エンジンが冷やされずオーバーヒートを起こす可能性が高くなります。
オーバーヒートはエンジンに大きなダメージを与えるため、エンジンがダメになると載せ替えることになります。
冷却水は、エンジンを冷やし適切な温度に保つ役割を担っていてオーバーヒートを起こさないためにとても重要です。
そのため、定期的な点検で冷却水の量をしっかり確認しましょう。冷却水が異常に減っている場合は漏れている可能性があります。
では、なぜ冷却水が漏れることになるのでしょうか。ここでは、冷却水漏れの主な原因3つをご紹介いたします。
①ウォーターポンプの漏れ
ウォーターポンプは、エンジン内に冷却水を循環させる役割を担っています
エンジンに直接取り付けられている部品であり、取り付け面のパッキンが劣化すると、そこから冷却水が漏れだします。
ウォーターポンプは内部の羽を回して冷却水を送り込んでいるので、回転部分がダメになると水漏れを起こすこともあります。
回転部から冷却水が漏れている場合は、ウォーターポンプ自体の交換が必要になります。
②ラジエーターの破損
ラジエーターは内部に冷却水を通過させて、水温を下げる役割を担っています。
多くの場合は放熱性の良いアルミや真鍮で出来ていて、これらは薄く延ばすと破れやすく、金属の中では比較的弱い素材です。
そのため小石が当たったり、軽くぶつけただけでも穴が空いてしまい、そこから冷却水が漏れることがあります。
経年劣化で金属同士のつなぎ目が剥がれたりしても水漏れの原因となります。
③ホース類の劣化
エンジンとラジエーターはゴム製のホーズでつながっています。
各部分のホースの劣化や取付部分の緩みも冷却水の漏れの原因です。
ホースのつなぎ目は、金属製のバンドで締め付けてあるので、締めなおしたりバンドを交換することで修理可能です。
ホースが劣化してくると、ひび割れや穴から冷却水が漏れだすので、ホース自体の交換が必要になります。
まとめ
冷却水漏れは重大な故障に繋がる可能性が高いです。
重大な故障に繋がらないよう定期的に冷却水を確認しましょう。
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